「2011国際ロボット展」において松野研究室のロボット(KOHGA3)の展示を行います
松野研究室では,「2011国際ロボット展」(2011年11月9日〜12日、東京ビッグサイト)において、RTミドルウェア化したロボットを展示します。
日時:2011年11月9日(水)〜11月12日(土)10:00〜17:00(12日のみ〜16:30)
場所:東京ビッグサイト
主催:財団法人 日本ロボット工業会・日刊工業新聞社
※詳細はこちら(http://www.nikkan.co.jp/eve/irex/about.html)をご覧下さい。
展示内容
RTミドルウェア(※用語解説)を用いたロボット研究開発の一例として、我々の研究室でレスキューロボットとして開発したKOHGA3の展示を行います。
「KOHGA3」は災害対応ロボットの研究用に開発されたクローラ型の移動ロボットです。4つの“フリッパー”と呼ばれるクローラーを上下に操作することで、ランダムな路面の被災地を移動し、レスキュー隊員に対して、被災者や倒壊しそうな建物の情報収集を行うことに研究開発されているロボットです.
RTミドルウェアを用いることで,機能単位の開発や管理が容易になり,数年で変わる学生間でのプログラムの引き継ぎや,ロボットの分担開発を行いやすくなりました.
用語解説:RTミドルウェア
RTミドルウェアは、ロボットを構成する要素(アクチュエータやセンサなど)やロボットを制御するソフトウェアを、コンポーネントとして部品化するための技術です。RTミドルウェアを利用することで、部品化されたソフトウェアコンポーネントを組み合わせるだけで、多様な機能を持つロボットシステムを容易に構築することができます。RTミドルウェア技術が提唱するソフトウェアコンポーネントのモデルは、2008年4月に国際標準化団体OMG(Object Management Group)にて、「ロボット用ソフトウェアのモジュール化に関する標準仕様」として採択されました。
関連リンク
2011国際ロボット展
URL:http://www.nikkan.co.jp/eve/irex/about.html
RTミドルウェア
URL:http://www.openrtm.org/
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